できれば落馬したくない!!落馬の可能性を減らすポイント

落馬って嫌ですよね!!

私は絶対落馬はしないぞ!って思って騎乗し始めたのですが、
40鞍目ぐらいで落馬しました(笑)

これ、正直私の経験からすると、落馬した事無い人なんていないんじゃないの?
なんて思ってしまうのですが、きっと落馬した事が無い人もいるのでしょう。

と言っても、そんなにしょっちゅう落馬していたわけではありません。
多分私が騎乗した1500鞍ぐらいのうち、落馬した経験は10回〜20回ぐらいでしょうか?

落馬はそんなに起こる事は無いと思いますが、できれば落馬しない事が望ましいですよね。

落馬の回数がこの回数に収まったのはいくつかのポイントを押さえていたからだと思っています。

そのポイントをぜひ覚えて、落馬の可能性を減らして安全な乗馬を楽しみましょう♪

1:馬が物見を起こす前の合図を覚えよう

落馬を起こすケースのほとんどは馬が物見を起こした時だと思います。

物見とは、馬が不意に何かの物に驚いて暴れたり、止まってしまったりする動作のことを言います。

突発的な形で馬が物見を起こす場合もありますが、
物見を起こす時にはほとんどの場合馬が事前に合図を出します。
その合図とは、

首の位置が高くなり馬の両耳が一定の方向に向きます。

この状態になった時は、「何かあるぞ!?」とその方向にあるものに対して警戒していたり、興味を示しています。
何もなければいいのですが、その方向から誰かが飛び出して来たり、物が飛んできた時などは、そのことにビックリして、突然走り出したりします。
騎乗中は馬の首の位置と馬の耳の向きに注意するようにしましょう。

2:馬が物見をしそうな時に準備すること

馬が物見を起こす前の合図がわかったら今度は準備です!!

いくつか準備することがありますので、覚えておいて次の行動に備えましょう。

①:手綱を短くして持つ

以外と気付きにくいのですが、馬の首が上がると手綱が長くなっています。
そのため、その状態で馬が暴れた時や走った時には、手綱をいくら引いても止めることができず、制御不能の状態になってしまいます。

このような状態にならないためにも、常に手綱を短くしていつでも手綱を後ろに引けるように準備しておきましょう。
また、馬が物見をした時は、手だけで手綱を引いても馬は止まってくれません。
必ず体も使い手綱を引けるように心がけておきましょう。

②:鐙に体重をかけて中腰をとれるようにしておく

物見を起こす時の動きの大半が、そのまま走り出したり、暴れたりするのですが、そのまま鞍に体重をかけていると、突発的な動きの反動をすべて鞍から受けてしまうので、体が浮いてしまったり、そのまま放り出されるように落ちてしまう可能性があります。
そこで、鞍にかける体重を減らすために鐙に体重をかけ、馬が突然暴れたとしても中腰の状態を作り、体へ受ける反動を減らせるようにしておきましょう。
このような場合に備えて2ポイントも覚えておくとよいと思います。

③:和乗りができるようにしておく

馬が物見をした場合、横に飛ぶ場合もありどの方向に向かって動くかがわかりません。
予期しない方向に向かって馬が走り出したりすると、体がついていけずぞのまま落馬してしまうケースがあります。
ですが、自分で進ませる方向がわかっていれば、突然馬が走り出したりしても耐えることができるので、馬が物見をしそうな時は進ませる方向を決めそちらに進ませて、突発的な動きにも対応できるようにしましょう。

その際の行動として和乗りができるとよいです。
急にスピードを上げて走り出してしまっても、和乗りであれば同じ方向に向かって走り続けるだけなので、その状態から少しずつスピードを落としていければ、安全に騎乗し続けることができます。

逆にまっすぐ走らせてしまうと、進む方向のバリエーションが多くなってしまうので、突然の馬の動きに対処できなくなってしまいます。

最後に

落馬は正直したくないというのは、みなさん同じだと思います。
できれば、絶対に暴れない安全な馬に乗りたいかもしれませんが、馬も生き物ですので、何か予想外のこと、嫌なことがが起こると逃げたくなってしまいます。
その結果、暴れてしまったり、走ってしまったりしますがこの行動も含めて乗馬です。
今回ご説明したことを意識して、安全に乗馬を楽しんでもらえればと思います!!

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

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